皆さんこんにちは、雪が谷大塚の美容室、サロンドボーテタカハシ代表秀明です。
ここ2回にわたって、「髪のダメージ」というところにフォーカスし、髪の痛みの原因等について
私の勝手なランキング形式でお話してきました。
美容師さんによっても様々な意見・考え方があります。ですが、今回お話していることは
まぎれもない事実であり、大方の意見と相違ないのではないかと思っております。
そして今回は最後になりまして、1位の発表です。
私が思うダメージの原因1位は。。。。
「ホームカラーによる髪の毛へのダメージ」です!!
これ、カラーリングをしている方限定になってしまうんですが、許して下さいね笑
でも実際にお客様の髪の毛を見てきた中で、ホームカラー後に激しく痛んで、見るも無残になっている方が
多いのが事実なんです、、、。
お客様の中で毎月カラーをしていただいている方で、間で1回ホームカラーをする、という方がたまにいらっしゃいます。
つまり2週間に一回カラーをされている訳です。
めちゃくちゃ美意識高いですよね。 でも、そんな方でも間でホームカラーを挟んでしまうと、
髪の毛が大変なことに、、、。 コームが通りません泣
そんな方々には、きちんとご説明をし、どうしても気になる場合は3週間に1回、カラーデザインしましょうとお伝えしています。
では、そもそもなんでホームカラーは痛むのか。
カラー剤の仕組みや成分はメーカーによって違いはありますが、基本的にサロンカラーとホームカラーで
大きな違いはありません。同じアルカリカラーです。
ですが、大きな違いがありまして、それは「薬の強さ」なんです。 どういう事か。
通常我々美容師がサロンにてカラーを施術する場合、リタッチ部といわれる根元の部分(つまりプリン、もしくは白髪の部分です。)と、
既染部といわれるすでにカラーをしている部分を分けて考えます。
当然毛先の部分は、根元に比べてすでに何かしらのダメージを受けているので、少し弱っている訳です。
つまり根元の部分と、毛先をダメージレベルによって薬を調合し、塗分けているのです。
あたりまえのことではあるんですが、これがホームカラーですと出来ません。
また、特に白髪染めの場合は根元だけを染める事が多いと思います。
当然メーカーもしっかり染まるように作ります。
ここに落とし穴があるのですが、、、髪質によって染まりの良い悪いがあるんです。
つまり、メーカーとしては、染まらなかったというクレームを避けるために、「大は小を兼ねる」必要が出てきます。
なので、ホームカラーの薬は基本的にアルカリが強い商品が多いと思われます。
そしてその強い薬を自分で塗るわけですが、当然根元だけで終われるはずもなく、塗っているうちに毛先に
少しづつ伸びていくわけです。
結果として、強い薬を既染部にも塗ることになるので痛みが進行してしまうのです。。。
いかがでしょうか? これがホームカラーで痛む原因です。
緊急であれば仕方ないですが、なるべくであればサロンで安心して染められた方が良いかと思います。
今回「髪が痛む理由」についてご紹介しました。 ですが、もちろんこれだけではありません。
日々のケアがとにかく大事です。
美髪を創り、「見た目年齢を5歳若くする」それを叶える方法が、髪質改善になります。
ダメージのもとになるものに注意して、我々と一緒に「綺麗な髪」を創っていきましょう。
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